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変な人のブログ

やっぱり女性専用車両は男性差別ではない

 

女性専用車両男性差別という言説が最近ホットだ。

  

「男性」という属性と「痴漢するだろうから」と区別される理由は因果がつけられるものではないから、差別だという主張。

 

しかし女性専用車両とは女性の安全に乗車できる権利の阻害から生まれたものであり

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 この画像でいうと、右の"EQUITY"=公正さに当たる。

公正さの説明によるとこうだ。

「公正さは人々を同じ機会へのアクセシビリティを確保すること。個人それぞれの差異や来歴は、何らかの機会への参加に対し障壁となることがある。なので最初にまず公正さが担保されて初めて平等を得ることができる」

 

女性専用車両は、女性が安全に乗車できる権利に対してのアクセシビリティ処置である。

一方両立して男性差別でもあるかというとそうではない。

男性が電車に乗る権利は阻害されおらず乗るスペースが狭くなる位では、男性に対しての不当な扱いとは言えず法の下の平等が侵されていないと裁判でも決着がついてる。

東京地方裁判所平成22年(ワ)41244号事件

 

だから女性専用車両男性差別に当たらないのは明白であり、もうこの手の主張が世の中から少しでもなくなればいいなと思います。既に他に指摘してるサイトがいくつもあるので。私自身は男性専用車両の導入は全面賛成です。男も女も安全に快適に電車に乗車できる世の中になればいいなと思います。

 

問題はむしろそれだけ判例もあるのに調べずに主張を繰り返す人間の性質にあるのかもしれません。それを改善する方法については未だ思いつきません。